【Python】設定ファイル(.ini)を読み込む(configparser)
iniファイルとは?
データベースの接続先などをスクリプトに直接書き込まず、
外部の設定ファイルに記載しておく。
接続先などが変更された際にスクリプトを直接編集する必要がなくなり、 保守性が高くなる。
記載方法
.iniファイルには、以下のような方法で記載をする。
[section] option = value
[]
で囲ったところがセクションと呼ばれ、
その配下にoptionが記載される。
セクションが複数存在する場合は、以下のようになる。
[section] option = value [section2] option = value2
今回はconfig.ini
というファイル名で
以下の内容を記載したものを用意する。
[sample] test = value [sample2] test = value2
Python3で読み込み
Pythonから設定ファイルを読み込むサンプルコード
import configparser config = configparser.ConfigParser() config.read('config.ini')
これで設定ファイルの読み込み自体は完了した。
次は、設定ファイルの中身を取得する。
1つ目のセクション([sample]
)のオプション(test
)に格納された値を取得する
test = config['sample']['test'] print(test)
出力結果
value
2つ目のセクション([sample2]
)のオプション(test
)に格納された値を取得する
temp = config['sample2']['test'] print(temp)
出力結果
value2
参考書籍
- 作者: Bill Lubanovic,斎藤康毅,長尾高弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2015/12/01
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